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日本語力低下かぁ

「子供の日本語力が低下している。」いつの時代も同じことを言われるねぇ(^o^)。「漢字が読めない」「漢字が書けない」「日本語の使い方が間違っている」
でも、不思議なのはどうしてそういう風になっているのかという原因は完璧に明らかなのに、原因はいつも「今の子供は」で始まるという点。
これって明らかに「今の大人」が原因に決まっているでしょ? 今の大人が間違えた使い方をしているから、子供は間違えた使い方をするようになるのです。例えば「その他」を「そのた」ではなく「そのほか」と読む大人、結構いますね。でも、小学校で「そのほか」と読ませたいのならば「その外」と書くのであって、「その他」は「そのた」としか読まないと教えられていたでしょ。ATOK17でも「そのほか」で変換したら「その他」の方が先に出てきました。ジャストシステムは「正しい日本語」を標榜していませんでしたか?
「正しい日本語」と言えばNHKのアナウンサーですが、「天皇陛下がおっしゃられておられます」と言っていましたよ。(「天皇陛下がおっしゃられています。」または「天皇陛下がおっしゃっていらっしゃいます」が正解。さらに「おる」は「いる」の謙譲語。「おられます」は完全に間違いである。天皇陛下に対しては二重敬語を使用することができる。また、天皇陛下自身が「私がおっしゃる」と使っても正解。明仁天皇は使っていらっしゃいませんが。)
「売買」は「ばいばい」だから、売春を「ばいしゅん」というのなら買春も「ばいしゅん」でしょ(ATOK17でも「ばいしゅん」で変換されました)? この場合は「試案(しあん)、試みの案」のように「買春(ばいしゅん)、かいしゅん」「売春(ばいしゅん)、うりしゅん」と言う方が悪くないと思いますね。
でも、ここまで書いていておかしいですが、私は正しい日本語なるものは存在しないと思うんですね。例えば枕草子で使われている「をかし」は明らかに現代語の「おかしい」の原型ですが意味が全然違うわけですな。

大辞林 第二版 (三省堂)で調べてみました。

おかしい

(形)

(1)(「可笑しい」とも書く)笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。
「何度聞いても―・い話」「あわてて逃げて行くそのかっこうの―・かったこと」

(2)普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。
「息づかいが―・い」「エンジンの調子が―・い」「挙動の―・い男」

(3)つじつまが合わない。筋が通らない。
「論理的に―・い」


をかし

(形)

(1)興味深い。おもしろい。
「君も―・しと聞き給ふ/源氏(若紫)」

(2)風情がある。情趣がある。
「雨など降るも―・し/枕草子 1」

(3)美しく魅力的だ。
「姫宮は…あてやかに―・しくおはするに/栄花(月の宴)」

(4)優れている。立派だ。
「心ばへなども―・しかりければ、父母此れを愛しけり/今昔 27」

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不可逆圧縮

MPEG1 Layer3(MP3)の形式でPCに音楽CDから取り込んでいる人は多いでしょう。で、音楽CDとMP3を聞き比べたことありますか? MDとCDで聞き比べたことがありますか?
これをしたら明らかに音が悪くなっているのに気がつきますよ。聞き比べたことがない方は、ぜひ聞き比べてみましょう。
これが不可逆圧縮という意味です。
これを知った上で私は不可逆圧縮形式を使っています。知らないで使っていたら不幸な話です。音楽CD並の音質という言葉の意味は音楽CDと同じ音質であると思っていたとしたら、お気の毒です。
なぜ、音質が悪くなるのか、考えてみて下さいね。

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北の零年観てきました

おもしろい映画でした。近世から近代へと移り変わっていく様を淡路島からの北海道開拓団を通して描いています。史実に基づいていることも歴史が好きな私としては大変楽しめました。あと、生活の変化による人の考えの変化がすごくおもしろいです。人は強いなと。北海道の人の気質はこのようにして育んできたのだと納得しました。この映画の制作担当の方は本当にすごいと思いました。

ヨーロッパから合衆国への開拓移民団と似ている部分があると何となく感じたのは、私だけだろうか。


ところで、映画館に安くない金を払って映画を観に来るのは映画を観て楽しむためですよね。電話やメールをするために映画館に来るわけではないですよね。映画館でもアナウンスされます。上映中電話の電源は切断しなさい、と。
今回の映画を観ている途中でたぶんメールだと思うけど「北の零年」という映画ではかかり得ない音が鳴ったので、いつものように本気でぶち切れました。その不法滞在している人の皮を着た巨大宇宙ゴキは私の左斜め後ろに座っていました。すごく良い映画だったんですが、本当に最低の気分です。
電話やメールを受信できる状態で映画館で映画を観たり、コンサート会場で音楽を聴いたり、演劇場で演劇を観たりしないでください。電話やメールを受信できる状態でないと精神不安定になる人は、お願いだから映画館やコンサート会場や演劇場に来ないでください。電話やメールを受信したら、純粋にこれらを楽しんでいる人にとって本当に大変迷惑なのですから。

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「逆差別」「逆セクハラ」???

やめます「女性半額」=「逆差別」男性抗議-施設利用の優遇廃止検討・札幌市という記事を見たとき「この表現は日本語として変だよなぁ」がまず最初に感じたことだった。これは差別と言うべきではないかと。
私は、「性差別」の定義は「女性もしくは男性を理由に優遇または冷遇、差別的に取り扱うこと」だと認識しているのだけれど、つまり上記では男性を理由に、冷遇されたということでしょう? つまり、「女性半額=性差別」だということではないかと思うのだ。
「逆差別」という言葉自体がすごく差別的な表現だと感じている。つまり「差別」する/されるのは男性/女性だって決めつけている訳だ。今回の例では、「差別するのは男性で差別されるのは女性だ」ということになるよね。これはおかしくない?

今回の例に似ている言葉で「逆セクハラ」があるね。
セクシャル・ハラスメントは「労働や教育など、公的な文脈における社会関係において、他者を性的対象物におとしめるような行為を為すこと。性的嫌がらせ。性的脅迫。」だと私は思っていたから、女性が男性に対して性的嫌がらせをしてもセクシャル・ハラスメントが正確な言い方だと考えていた。セクシャルには男性が女性をという意味は全くないしね。
でも、今回のを受けて大辞林で調べてみました。

セクシャル-ハラスメント 6 [sexual harassment]

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労働や教育など、公的な文脈における社会関係において、他者を性的対象物におとしめるような行為を為すこと。特に、労働の場において、女性に対して、女性が望んでいない性的意味合いをもつ行為を、男性が行うこと。性的いやがらせ。性的脅迫。

これってセクハラ!

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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
今年の目標の一つは
「一週間に最低一度はブログを更新する。」
なので、ぎりぎりでセーフ。こんな調子でなんとか続けていこうと思っています。

さて、おもしろい映画をみてきたので、紹介させて頂こうと思います。
スーパーサイズ・ミー
札幌にあるシネマ・コンプレックスでなぜか上映していたので見てきました。
ドキュメンタリー映画をシネマ・コンプレックスで上映するのは珍しいのでね。
他には「ボウリング・フォー・コロンバイン」「フォッグ・オブ・ウォー」「華氏911」くらいかな。どれも秀逸なドキュメンタリー映画でした。
この映画で一番感じたのは「本当に、教育って大切ですねぇ」ということ。
教育については特には書かないでおこうと思いますが、食べることは人類普遍のことでとても重要なことだから、食事についてはよく考えてとるように注意が必要ですね。私は今まであまり考えないで食べていたからなぁ。
スパーロック監督自身による人体実験も実に素晴らしいですので見る価値は大変あると思います。

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